十人十色
今日は、人それぞれに個性があり違いがある・・・ということについて、マニュアルや手順に拘り過ぎると忘れてしまいがちなことについて思うところを書いてみました(^-^)
最近、多くの職場において、社員に、皆が同じことを同じようにできることを求める風潮が強くなっているのではないだろうか。
そして、それから外れる人は「使えない人」「仕事のできない人」というレッテルを貼っていく・・・。
こうした風潮は、ある意味効率的なのだとは思うが、個性を認めず、型にはまった同じ形のものを揃えていくということになるのではないだろうか。あたかも、金太郎飴のように・・・。
製品や商品に対してであれば、望ましいことなのだと言えるが、社員は人である。機械で金型にはめて、というわけにはいかないのである。人には、誰しもその人にしかない個性がある。誰一人として同じ人間はいないのである。昔から十人十色というではないか。
確かに作業手順やルールに従って、誰がやっても同じ品質を追求することは、重要である。しかし、人そのものまで同じ型にはめることはできない。
この切り分けを明確にし、個性を尊重できる組織が、結果的に生産性の高い組織になるのではないだろうか。
なぜなら、同じ形や大きさばかりでは、隙間の埋まらないことが多いが、いろいろな形や大きさがあれば、隙間が埋まる可能性は高まるのだから・・・。
改めて考えてみる必要があるのではないだろうか。
ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。