人としてどうなのか

今日も訪問頂きありがとうございます。

先日、ある方とお話していて、「組織風土作りや人材育成においての基本は何だと思いますか」という質問をされました。
その時、私は「人としてどうなのかということだと思います」とお答えました。

組織風土作りにおいても、人材育成においても、そこが職場であり、仕事をする場であることを考えれば、いくら機械化やシステム化が進んでも、そこには人が存在していて、人と人のつながりや関わりを抜きにしては語れないと思うからです。
このことは、私がヒューマシー人事労務研究所を立ち上げた根底にある考え方なのですが、正直いうと、今年の初めまでは「とはいえ、そんなのはきれいごとなのかも・・・」という一抹の疑問があったりしました。

しかし、今は違います。
だから、先日の会話でもそう断言できたのです。
が、それには、ある経営者の方との出会いがありました。

昨年から、私は独立開業にむけて、創業ゼミなどに参加していろいろと情報収集していました。
そして、今年2月にある創業塾に参加したのです。
その中で、株式会社ラクーンの創業社長である小方功氏の講演をお聴きする機会があったのです。

その中で、小方社長が塾生に対し、「ビジネスはきれいごとだけはないと思いますか」という質問を投げかけられました。
私も含め、ほとんどの塾生が「はい」と手をあげたのですが、小方社長は、「そんなことはありません。きれいごとだけでうまくいくのです。一番大事なのは、人としてどうなのかなのです」とおっしゃったのです。
実際、小方社長は、その言葉を実践されており、社員をとても大切にされた経営をされいます。そして、株式会社ラクーンは、第一回日本サービス大賞で「地方創生大臣賞」を受賞されたり、連続増益ランキング(東洋経済)で全国24位にランキングされたりと、新しいビジネスモデルの創出や安定的な成長を続けておられ、OBやOGの方もビジネス界で活躍されていて、人も創出されていらっしゃるのです。このことは、まさに「人としてどうなのか」を基軸としてビジネスをされている好例だといえると思います。

こう考えると、ほんとうに小方社長に出会えたことは、私にとってとても幸運だったと思います。
おかげで自分のしたいこと、目指すべきことが明確になりました。
出会いとご縁に感謝です。

まだまだこれからですが、私の目指す「働く人も会社も元気にする」を実現し、少しでも多くの企業のお役に立てるようになるために、「人としてどうなのか」という基軸を大切にしていきたいと思います。

ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。

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