ノロウイルス対策

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ここ数日、感染性胃腸炎の主な原因であるノロウイルスの感染拡大がニュースとなっています。
今日のニュースでも、生産水域でノロウイルスが検出されたため、宮城県の牡蠣が出荷休止になったことが報じられていました。この季節、牡蠣の需要が増える時にと思うと、関係者の皆様の心中は如何ばかりかとお察しいたします。私も牡蠣は大好きなので、一日でも早く安全が確認されて、おいしい牡蠣の出荷が再開されることを祈っています。

さて、で、このノロウイルスですが、感染力が非常に強いことが知られています。そのため、家庭で誰かが感染すると家族も感染してしまうなど、猛威を振るうことが多かったりします。そして、こうした猛威を振るう場というのは、家庭だけに限られません。学校や職場などでも同様です。学校などでは、ノロウイルスによって学級閉鎖になることもこの時期珍しくなかったりします。学級閉鎖になること自体がゆゆしき事態ではあるのですが、学校の場合は、一応そういう対応を取ることができます。しかし、職場でノロウイルスが発生した場合、職場閉鎖をするわけにいかないわけです。(一部食品を扱うビジネスでは営業休止ということもありますが、それは置いておいて・・・(^^;))ですので、職場でノロウイルスが発生すると、その影響度は計り知れないのです。事業や業務が滞る、誰かに負担がいく・・・など、いろいろな問題が想定されます。そう考えると、職場におけるノロウイルスの感染予防は、社員の健康管理という観点だけでなく、リスク管理という観点でも重要なことだと言えるのです。
では、どうすれば良いか・・・このことを順を追って少し確認していきましょう。
まず、感染予防については、やはりうがい手洗いの励行が一番大切です。出社時や外出から戻った時はもちろん、トイレを後、食事の前と、少なくともこまめに石鹸での手洗いをするよう社内に徹底しましょう。
そして、万が一感染者が出て、社内で発症した場合は、二次感染しないために、まず吐しゃ物を新聞紙やペーパータオルで被いウイルスの飛散を防ぎましょう。その際は、使い捨てのビニール手袋とマスクをすることもお忘れなく。そして、汚物をビニール袋に入れ密閉してから廃棄しましょう。また、その周辺や感染者のデスクまわりや職場のドアノブなどを消毒してください。その際、消毒液は塩素系のもののほうが良いとされていますので、ご参考まで
※ノロウイルスの予防法についてはこちらのサイトがわかりやすいと思いますので、参考にしてください。

ここまで書いてきたことをふまえて、職場でのノロウイルスの感染予防としては、まず以下のことをしておくと良いと言えるでしょう。

●うがい、手洗いを励行を徹底する
●トイレや手洗い場には石鹸を配置する
●万が一に備え、使い捨てのビニール手袋、マスク、ビニール袋などを準備しておき、保管場所を社内共有しておく
●塩素系の消毒液を準備し、保管場所を社内共有しておく

ぜひ参考にして頂ければと思います。

ご縁に感謝!
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