気張る
今日も訪問頂きありがとうございます。
今年も早いものであと10日・・・
今年は私の人生において大きな転機の年となりました。
言うまでもなく、社会に出てからずっと続けてきたサラリーマン生活にピリオドを打ち、独立開業をしたからです。独立開業を心に決めたのが昨年で、今年の初めから創業ゼミに参加するなど準備を進め、夏に開業届を出し、秋から本格的に事業を開始しました。振り返ってみると、自分でも気を張って頑張った一年だったと思います。まだまだですが、来年からはその成果が出るよう、一層頑張っていきたいと思います。
で、今日のブログは、「頑張る≒気張る」ということについて思うところを書いてみたいと思います。
「気張る」という言葉があります。
・息をつめて力を入れる
・気力を奮い起こす
・格好をつけて見栄を張る <大辞泉>
という意味です。
関西弁で「気張ってや」ということがありますが、「頑張って」とか「気合いを入れて」とかという意味と考えればいいでしょうか。
さて、仕事においても、この「気張る」という場面が多々あります。
ただ、私のイメージだけなのかもしれませんが、どうもこの「気張る」・・・というか、過ぎるがついて「気張り過ぎる」ということになるとなのか・・・仕事においてはあまりいい結果になっていないように思うのです。
私の経験でも、他の人を見ていても仕事で「気張る」という時は、「初めてやること」「自分にとっては少し荷が重いプロジェクト」「初めて管理職になった」・・・etc.の「初めて」だったり、「チャレンジ」というようなことが多いのではないかと思います。
この時、「成功させなきゃ」とか「期待に応えなきゃ」などといった思いから、不安に負けないようにとにかく頑張る、「自分はできるんだ」という気負いで「気張っている」ということが多々あります。そして、そうした場合、トラブったり、軌道修正が必要になったり、最悪失敗したりということになることが多かったりするのです。
どうしてこういうことになるのでしょうか。せっかくみんな前向きに(?)「気張っている」のに・・・です。
私は、自分の経験もふまえてその理由を次のように考えています。
それは、何のためにいうことを正しく理解して「気張っている」のかということです。
少しわかりづらいかもしれないので、もうちょっと具体的に説明しますね。
重要なプロジェクトを任されたとき、当然「プロジェクトを成功させる」という目的を持つと思います。これは誰しも同じだと思います。そのときに、単に「成功させる」ということで気張るのではなくそのプロジェクトで何を実現するのかという成功させる先にある目的というか「姿」を正しく理解しイメージして「気張っている」のかということだと思います。
また、管理職になったときも、単に「部署の成績をあげる、目標を達成する」ということが管理職の役割と考えて気張るのか、それだけでなく「メンバーのやる気を高め、成長させ、チームで目標を達成させる」と考え気張るのかで、気張り方も全然違ってくるでしょう。
このように「気張る」にも、その気張り方はいくつもあるということを認識し望ましい気張り方をすること、このことが重要だと思います。
そして、そのためには「目的を正しく理解して気張る」このことが必要だといえるでしょう。
同じ気張るならいい結果につながる気張り方をしたいものですね。
ご縁に感謝!
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。