運動とストレス
先日、社会保険労務士の研修で、運動生理学で著名な名古屋市立大学の髙石教授による「働く人の健康づくり」という内容の講義を受けました。
そのお話の中で、私が興味を持ったのが、運動も単に運動しているだけでは効果はあまりないということ。
ウォーキングするにしても、平坦なコースを10,000歩歩くよりも、多少アップダウンのあるコースを歩かないと運動によるメタボなどの改善効果は期待できないとのこと。言い換えれば、適度なストレスをかけることで、エネルギーを消費したり、必要な物質が分泌されたりし、それが体に良い影響を与える(強くする)ということだそうです。
このお話を聞いて、私は「身体的なことでもそうなんだ」と感銘を受けました。
なぜなら、仕事やビジネスにおいても、適度なストレスは、スキル向上にかかせないものだと思いますし、以前コラムでも書かせて頂いたように人間力を高めるうえで必要不可欠なものだと、これまで人事として多くの人と接してきた、そして自分自身の経験から、私は信じているからです。
とかく、ストレスは良くないもの…という風潮が強いですが、そうではなく、ストレスとうまく付き合っていくということを真剣に考えるほうが良いのではないか…と、改めて思いました。
私も人事コンサルティングにおいて、このことを一つのテーマとして活動しています。これからも、このテーマについては、情報収集、そして研究を積み重ねていきたいと思います。
ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。