未払い残業代調査

先週土曜日の新聞で、ヤマト運輸が未払い残業代を調査し支給するというニュースが流れました。
<朝日新聞DIGITAL>

ヤマト運輸といえば、先日のブログでもご紹介したように、取扱い荷物が増加し従業員への負荷が増加、労組が荷物量を減らすよう要求したということでも話題になりました。そして今回の動き・・・どうしても過重労働が起きやすいと考えれている運輸業界において、このような改善を図ろうとする動きがおきているということは良いことなのだと思います。
そして、このような動きは、政府が今取り組んでいる「働き方改革」の動きとも相まって、いろいろな業界でもこれからますます加速していくように思います。
特に、先に書いたように運輸業界などでは、手待ち時間などもあり、拘束時間が長くなりがちですし、時間指定や納品時間に対する顧客の要求が強くなっていることもあり、過重労働の問題が起こりやすいと考えられます。そうした背景がある中、業界大手のヤマト運輸の今回の動きは、業界全体に少なからず影響を与えることでしょう。ただ、仮に未払い残業代を支払うということになれば、中小企業ほど資金繰りに与える影響は大きく、たいへんなことになる可能性が出てきます。

そうしたことを考えると、普段から残業や勤怠の管理をきちんとし、そして何よりも過重労働削減を実現していくよう、真剣に考えていく必要があると言えるでしょう。

いろいろと課題があり、難しいことも多いと思いますが、皆が幸せに生きていけるよう取り組んでいきましょう。
私も少しでもそのお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。

ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。