研修受講

昨日は、午後から無期転換や同一労働同一賃金になどによる非正規雇用に関する課題に関する研修を受講してきました。

非正規雇用に関しては、政府の一億総活躍の推進という動きなどと相まって、非正規雇用と正規雇用間に存在する、賃金などの労働条件が低い、雇用の不安定などといったことを改善していくための方策がいろいろと検討されています。
そうした動きの中に、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えた時に労働者の申込みにより無期労働契約に変更できるという無期転換のルールが、平成25年の労働法改正で新設されたり、現在検討中の同一労働同一賃金という話が出てきたりしています。

そうしたことについて、社会保険労務士として押さえておくべきポイントを、弁護士の先生にレクチャーして頂きました。

研修を受講して改めて感じたのは「これは企業として真剣に考えていかなければならない課題だな」ということです。

まだまだ法の整備を確認していくべき点、細かいところについては判例などを確認しながら運用していかなければならない点など余談を許さないところも多々ありますが、そうしたことをふまえても、どうして国がこうした動きをする必要があるのかということをきちんと理解したうえで、バランスを考えた雇用管理や制度の設計をしていく必要があると思います。

私もこれまでの人事経験で、こうしたことに関わる機会が何度もありましたが、こうした法改正の動きによって「これまでとは違う管理や対応が必要になることがいろいろあるな」と、昨日の研修で再確認しました。これからも、経験だけに頼るのでなく、常に勉強し、最新の動きや情報をしっかりと把握していきたいと思います。
日々勉強ですね!

ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。