侍ジャパン
最近気になっているのが、野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)
開催前は、なかなか勝てないチームに不安や批判が多かったですが、いざフタを開けてみれば破竹の6連勝・・・負けなしというのは、侍ジャパン史上初めてだそうですね。すごいです!こうなるとこのままの勢いで世界一を奪還してほしいと欲が出てきますが、さらに厳しい戦いが待っていると思いますので、とにかく選手には全力を尽くして頂きたいですね。応援しましょう!
で、今の侍ジャパンを見ていて思ったのが、人間、常に調子がいい時ばかりではないんだということ・・・。
人間、どうしても失敗するとかうまくいかないということを問題としてしまいます。そして、それを悪いこととして否定してしまう・・・。こと仕事や試合となるとなおのことでしょう。しかし、人間調子がいい時もあれば、悪い時もあるのです。もちろん努力をしていなくて・・・ということではダメですが、きちんと努力をしているのであれば、そうしたことも受けとめる必要があるものと言えるでしょう。
今回の侍ジャパンにおいても、毎試合ごとにヒーローが変わります。調子のよかった選手の調子が落ちてくると、これまで調子の悪かった選手が活躍するなどといった感じで、誰かが誰かを補い合っているというほんとうにいいチームになったと思います。
選ばれている選手は、各チームの主力選手ばかりです。プライドもあるでしょうし、レギュラーとして活躍したいという想いもあるでしょう。しかし、コメントを聞いていても、みんな、そんなことは全く表に出さない。常にフォアザチーム・・・最善の準備をして、試合に出ていない時も声を出すなど、自分の出来ることに全力を尽くす。そして、互いにそれをリスペクトし合う・・・だから、失敗しても次に頑張れるし、調子が悪くてもチームに居場所がある・・・。こうしたことがあったから、最初は「大丈夫か?」と批判もたくさんあったけれど、強い組織に育っていったのだと思います。
そして、その原動力として、メンバー全員の価値観が一致している=「世界一奪還」という共通の目標がある。このことも重要だったのだと思います。
今回の侍ジャパン・・・こうした組織論から考えても魅力のあるチームだと思います。
あと2試合・・・チームはアメリカに行きますけれど、日本から声援を送り続けたいと思います。
ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。