大雪から考える・・・想像力と準備
昨日は、2年ぶりに関東地方で大雪となりました。
数日前から天気予報で「大雪になり、交通網にも影響が出るだろう」と言われていたので、予報通りと言えば予報通りですが、私の感覚としては、予報よりも雪が早く降り出し、そして積雪も多くなったように思いました。
雪はやみましたが、今日も路面凍結や屋根からの落雪など注意が必要ですね。
通勤通学や外出時には十分ご注意ください。
私ごとですが、実は昨日は、夜に社労士仲間による勉強会を予定していました。
しかし、お昼に雪が降り出して積もり始めたことと、天気予報がどんどん悪くなっていくのを見て、やむを得ず昼過ぎに中止としました。
楽しみにしていたので残念でしたが、夜のニュースを見ていて正解だったかなと、少しホッとしました。
で、そうしたニュースを見ていて思ったことがあります。
それは、道路で立ち往生している車が相変わらず多いということ・・・
そして、その多くはスタッドレスタイヤやチェーンを準備しておらず、ノーマルタイヤであるということです。
ノーマルタイヤで雪道を走る危険性は、ドライバーならば知っておくべき常識でしょう。
そしてそのことを知っていれば、何日も前から雪の予報が出ているわけですから、普通はスタッドレスタイヤに履き替えるか、チェーンを準備しておくと思うのですが・・・
で、その時にそうした準備をするかしないかの差になるものは何でしょう?
私は、その差は「想像力」の差ではないかと考えています。
「雪が降るらしいから、タイヤ替えておかないと途中で立ち往生してしまうかもしれない」
「雪が降るらしいから、車だと動けなくなるかもしれないので電車で出かけよう(出かけるのをやめよう)」
と考えるか
「雪が降ると言っているけど、たぶん大丈夫だろう」
「雪が降っても少しくらいなら大丈夫だろう」
と考えるか
その差だと言えるでしょう。
もう少し具体的に言うと「・・・かもしれない」と考えるか、「・・・だろう」と考えるかの違いです。
最悪のことも想像し、そして準備をしておく。
このことが大切だと言えるのではないでしょうか・・・
心配し過ぎるのはよくないですが、「・・・かもしれない」と考えれば想像力が働く。
しかし、安易に「・・・だろう」と考えると想像力が働かず準備を怠ってしまう。
このことは、仕事においても同じことが言えるのでしょう。
想像力と準備・・・いろいろな場面で心がけたいな・・・と思いました。
ご縁に感謝!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。