十人十色

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さて、今日は、多くの職場でおきているのではないかと考えられる「皆同じことをしたりできたりすることを求める傾向」という問題について考えてみたいと思います。

同じ型を求める風潮

最近の職場では、システム化や機械化、そしてそれに伴うマニュアル化が進むことで、社員が皆、同じことを同じようにできることを求める風潮が強くなっているのではないだろうか。
そして、それから外れる人は、「使えない人」「仕事のできない人」というレッテルを貼っていく・・・
こうした風潮は、ある意味効率的なのだと思うが、個性を認めず、型にはまった同じ形のものを揃えていくということになる。

確かに製品や商品と考えると、望ましい傾向なのかもしれないが、社員は人である。機械で金型にはめて、というわけにはいかないのではないだろうか。

十人十色

人は誰しも個性がある。
昔から十人十色というではないか。誰一人として同じ人はいないのである。

確かに作業手順やルールに従って、誰がやっても同じ品質を追求することは、重要である。
しかし、人そのものまで同じ型にはめることはできない。

この切り分けを明確にし、個性を尊重できる組織が、結果的に生産性の高い組織になるのではないだろうか。

なぜなら、同じ形や大きさばかりでは、隙間の埋まらないことが多いが、いろいろな形や大きさがあれば、隙間が埋まる可能性は高まるのだから・・・
そして、こういう視点で人を活かしていくことができれば、職場の活性化につながるだろう。

ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。

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